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今や高齢者だけでなく、20代~30代といった若者、働き盛りの層の方も孤独死してしまう時代が訪れています。
背景には貧困や核家族化による孤立化があるとも言われておりますが、それでも水際で防ぎ、支えあって行くにはどうすれば良いのでしょうか。
そこで今回は孤独死の前兆ともいわれるセルフネグレストという心の病についてお伝えし、その特徴と共にこの病には何故取り分け繋がり、支えあいが大切になるのかを解説させて頂きます。
セルフ・ネグレクト(自己放任)とは一般的に成人が通常の生活を維持するための必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうことと定義されています。
具体的にはまともな食事を用意できなくなってしまう、あるいは洗濯や掃除が出来ずに散らかりっぱなしになってしまったりといったことが、ゴミ屋敷化や栄養失調に至るほど深刻なレベルで発生してしまう状態です。
これはそれまで真面目で溌剌としていた人物ほどかかりやすいとされており、少子高齢化や孤立化が進んだ現代においては高齢者だけではなく、若者もかかりやすい危険な心の病として社会問題としても認識されつつあります。
低賃金や派遣、契約社員など不安定とされる雇用形態で働かざるを得ない、また過剰労働で普段の生活を楽しむ余裕がないなど若者を取り巻く環境も厳しいものになりつつあります。
一例として地元の過疎化により職を求めて上京するも上手くいかず、また知り合いもいないことから孤立。寂しさに酒量が増える中で生活も乱れ、セルフネグレストが始まってしまい、両親も連絡がつかず孤独死に至るという場合が考えられます。
また旧来の家族制度の下では成長した子供が老いた両親の面倒を見ることが期待されてきましたが、核家族化が進む中で先ほどの例のように子供が離れてしまった場合、それも叶わなくなっていきます。
そうした両親側の孤独、孤立もまた様々な病気の発症リスクにも繋がり、結果として高齢者側のセルフネグレストのきっかけにもなってしまうのです。
セルフネグレストとはそうしたどの世代にも関わる現代社会ならではの孤独の病気と言えるのではないでしょうか。
専門家はセルフネグレストになってしまう方は自力で助けを求められない、また助けを差し伸べられても跳ね除けてしまうところに大きな問題があると指摘しています。
特に元々性格が真面目でしっかりしたタイプの方など他人に迷惑をかけることを良しとしない方が多く、結果として事態の更なる悪化を招きがちとなっています。
その為発症してしまった方に対してはある程度無理にでも介入せざるを得ない、または周囲の方が行政や専門家に相談した上で長期的に心をほぐしてあげるなど時に強く、また辛抱強くフォローが必要になることでしょう。
今や私たちは家族であっても、どこまで一緒に接するべきなのか、線引きが必要なのではないかと恐れてしまいがちな時代となっています。
ただそれこそがセルフネグレストの原因であり、現実の悲劇を生んでしまっていることが明らかとなっています。だから多少押しつけがましいと思われようと声を聞きたい、顔を見たい、離れていることを実感したくないという根っこの部分を大切にする。
心配に思い合っている関係が意識化されることで孤独から解放され、自分を思う人の為にも自分を大切にしようという考えが生まれます。
誰しも自立しなくてはなりませんが、だからと言って孤立する必要は全くありません。
常に顔の浮かぶ誰かと繋がっていることを意識出来るだけで、セルフネグレストから救われるのです。
最悪の事態を回避する為にも予防と思って電話をし、何も無くても天気の話や最近美味しかったもの話でもして繋がり続けましょう。
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孤独を生み出してしまう責任感から自分を解放する為にも、まずは出来ないことはプロにお任せの精神を持ち、気持ちを楽にすることを優先して生きていかなければこのストレス社会においては危険なのです。
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