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年々急増している空き家。相続などで発生した空き家をどう整理や管理して良いかわからず、放置している所有者様も多くみられます。
少しの時間であれば、大きな問題にはなりませんが、年単位の放置は大きな代償を払わなければならない危険があります。
また、近隣の方にとっても大きなリスクとなるため、早めに対処することが大切です。
そこでここでは、空き家の片付けをしないことで発生するデメリットや、片付け方法についてお伝えしていきます。
総務省の統計によれば、空き家はこの20年で1.8倍に急増。地域によって差はありますが、平均すると全住宅のうち5.3%が空き家という計算になります。
主な原因として、生活スタイルの変化が挙げられます。
空き家の半数以上が相続によって手にした実家ですが、相続人は現在すでに住宅があるので活用することができないというケースが多いですね。
以前は親との同居や近隣に就職など、近い距離で暮らすことがほとんどでしたが、現在は子世代は都市部で家を持ち、相続で家を受け継いでも活用するのは難しい状況。
忙しく、片付けに行くのもままならず、活用しようにも需要が少ないため、気になりつつも放置してしまうというのが主な原因です。
ほかにも、
・介護施設の利用増加
・人口の減少
・住宅の供給過多
・活用する手続きが面倒
・解体費用の捻出が難しい
などが挙げられます。
空き家の片付けをしないデメリットについてみていきましょう。
空き家のまま放置することで、家は急速に傷みます。湿気によるカビや害虫などが湧きやすくなり、資産価値が下がってしまうのもデメリットの1つです。
また、浮浪者などが入り込んでしまう可能性も高まり、中で暖を取るために火を燃やして火事になってしまうケースもみられます。
中には、置いていた遺品が盗難にあうことも。
さらに、犬や猫、タヌキやハクビシンなどの動物が住み着き、フンの臭いが染み付いてしまうという報告もあり、価値を維持するには定期的な手入れや管理が必要です。
放置しすぎて自治体から「特定空き家」に認定された場合、解体費用が発生し、固定資産税がこれまでの6倍になるため、早めの対処を心がけましょう。
庭木が放置され草木が伸び続けることで、落ち葉や害虫など日常的に迷惑をかけることになり、ご近所トラブルに発展するケースも珍しくありません。
普段、近くにいないと見落としがちですが、屋根や雨樋が取れかけていたパーツが台風などで飛ばされ、近隣の窓を割ってしまうといったトラブルも。
老朽化が進めば倒壊の恐れもあり、近隣にお住まいの方は気がきではありません。
自分で空き家の不用品を整理し、片付けをするなら、まず掃除用具の準備から始める必要があります。
空き家で以前使用されていた掃除機やホウキなどは劣化して使えない可能性があり、作業前に準備するほうが懸命です。
また、始めてみると
・ゴミや遺品が混ざって収納されており分別をするだけでも大変。
・不用品の回収日でないと、処分が進まない
・一日では完了しない
・電気は止めてしまったので掃除用の家電製品は使えない
など、たくさんのハードルがあることに気が付くでしょう。
遠方から仕事の合間に通うのでは移動だけでも大変で、負担は想像以上に重く感じるかと思われます。
難しいと思われたら、プロの業者へ依頼するのがおすすめです。
家の中にあるものは、まるごと処分してくれるだけでなく、不用品の買取サービスまで行っているため、費用負担を最小限に抑えることができます。
また、たくさんの不用品を丁寧な仕分け作業で分別し、遺品の発見ができるのもプロならでは!
害虫や害獣が発生している現場も、蓄積されたノウハウでスマートに処理を完結させることができます。
空き家の整理や不用品処分は思っている以上に、時間と手間がかかります。
遠方でなかなか手が付けられず放置していると、トラブルの種となってしまうため、プロへ依頼するのもオススメの方法です。
メモリアルでは、1部屋分の生前整理からゴミ屋敷の不用品処分まで、多彩なリクエストにお応えしています。
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