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終活は、残されたご家族に負担をかけない準備としてだけでなく、残りの人生を悔いなく豊かに生きるためにも有効な方法です。
テレビや雑誌でも特集を組むなど、注目をされており、友人や親戚など周囲でも始めている方も多いのではありませんか?当社でも、「始めてみようと思うが、何から始めればいいのか?」というご相談を受けるようになりました。
そこで、ここでは高齢者が知っておくべき生前整理の基礎となるメリットや気をつけるべき点についてお伝えしていきます。
いつか誰かに上げようと思っていた古い服や、今は使っていない家電や家電など、たくさんの物をしまいこんでいる方も多いですね。残したままではプライベートなものもみられてしまう可能性もあり、できる内にさっぱり処分してしまう方が気が楽ではありませんか?荷物が減ってスペースが空くと、掃除も楽になり広々と暮らせるというのも大きなメリットです。
ものが多い暮らしをしていると、いざという時に相続させたい貴金属や配分を記した遺書などを見つけることができず、あなたの意思をご家族に伝えられない可能性があります。それが元で相続トラブルが起こることも考えられるため、しっかりと整理し見つけやすい状態にしておくことが大切です。あなたの意思がスムーズに伝わる環境を整備できる点も、大きなメリットといえるでしょう。
前述の通り、遺品整理は時間・費用・心的に大きな負担をかけることとなります。たいていの場合、ご家族が処分を担当しますが、処分費用や作業するための時間を捻出しなければならないなど、大きな負担をかける結果となってしまいます。
また、どれもあなたが大切にしたものだと思うとバッサリ処分することができず、心的な負担になるケースも。もったいないと感じるかもしれませんが、思い切った断捨離が必要です。
相続するのが現金だけであれば等分に分けることができますが、土地や貴金属、着物など価値が一定でないものも多いですね。また、相続人だけでなく、お世話になった方へ形見分けを希望する場合もあるでしょう。誰に何をという話し合いは、生前ご家族としっかりと行なうことが大切です。良かれと思い1人で立てたプランでは、かえってトラブルとなってしまうケースもみられます。
なかなか、言いづらい問題ではありますが、少額でも家族が分裂するほど争うことがあるのが遺産相続の怖いところです。余計な火種を残さぬよう、それぞれの意見や気持ちを聞いてエンディングノートを記しておくことをおすすめします。
処分には分類ごとにルールがあり、テレビや冷蔵庫は家電リサイクル法遵守など、それぞれに適した方法で処分する必要があります。間違った方法を選択してしまうと、回収されずいつまでも処分ができません。処分したいものを、燃えるゴミや不燃物など分類しながら整理するよう心がけましょう。
生前整理を代行するサービス業者も増えていますが、国民生活センターには多数のトラブルが報告されています。見積りよりも大幅に高い金額を請求されたというのも多いですが、一番やっかいなのは処分費用を払ったのに不法投棄された場合です。この場合、業者ではなく依頼主が罰則を受けることとなるため、悪徳業者を掴まないよう細心の注意を払う必要があるでしょう。
整理や相続など、はじめてみると意外につまずく箇所の多い生前整理。まずはメモリアルにお気軽にご相談ください。