明けましておめでとうございます。
メモリアルの代表 瀬川です。
本年もメモリアルを宜しくお願い致します。
昨年はたくさんのご依頼を頂き、誠にありがとうございました。
今回は孤独死現場の特殊清掃の案件のご紹介をさせて頂きます。
一部の画像にはモザイクをかけて配慮しておりますが、苦手な方はご注意ください。
現場は群馬県内のアパートの一室です。
お見積りで室内に伺った時は、玄関の前で臭いが分かる状態でした。
室内に入ってみるとハエが発生している状態でしたが、室内は整理されており故人の方が綺麗好きだった事が
伺えました。
リビングに布団が敷いてあり、布団の上には血液体液が染み込み、人型がくっきりと残っておりました。
布団をめくってみると体液が床にまでしみ込んでいる状態です。
故人の方のご冥福を祈り、最後のお手伝いをさせて頂く特殊清掃のお見積りをさせて頂きました。

後日、ご依頼者様から連絡を頂き、施工をさせて頂くこととなりました。
特殊清掃に加え、室内の片付けもありますので、まずは私と女性2名で作業を開始しました。
防護服、防毒マスクを着用し、入室。
大量のハエが部屋中を飛び回っていました。

「どんなに苦しかったことか」
手を合わせる時に、私はいつも想います。

室内を飛び回っているハエを殺虫スプレーで撃退して、まずは臭いの元となる布団の撤去からです。
袋は二重に縛り、臭いが漏れない様に考慮します。

そして薬剤を室内に散布してから床の体液、血液を拭き取り、除菌していきます。


室内の家財の仕分けを始めます。
ここではメモリアル女性作業員が活躍してくれ、半日で仕分け作業は終了しました。

男性作業員も合流し、床材を剥がすと下まで体液が染み込んでいたので、汚染箇所を全てカットしていきます。

壁クロスを剥がし、畳も撤去し、初日の作業を完了致しました。


2日目は部屋全体の清掃に取り掛かります。
小さな埃一つにも臭いの原因が残ってしまうので、隅々まで清掃をしていきます。

清掃が完了するとオゾン脱臭機の登場です!

オゾン脱臭機を使用して臭いをとる作業です。上記の工程がしっかり出来ていないと、何の効力も出ないのです。
この現場では3日間使用致しました。
後日、最終確認の為、御依頼者様に室内へ入って頂き、無事引き渡しをさせて頂きました。
この度はメモリアルにご依頼を頂きまして、誠にありがとうございました。
