当社は、大切な人が亡くなった際などに発生する遺品整理、特殊清掃のサービスを提供する専門業者です。『終活』のひとつとして「家族に迷惑をかけたくない」「そろそろ施設に入居したい」などの理由から、ご自身で生前整理をする方が増えてきたこともあり、最近は生前整理のご依頼が増えてきました。

また、生前整理をしているお客様から「なかなか進まない」「うまくいかない」というお問い合わせもよくいただきます。そこで、よくある進まない理由とアドバイスなどについてご紹介したいと思います。

生前整理が進まない理由

【理由1】 高齢のため、思うように体が動かない

高齢になると当然体力が衰えてしまうため、重いものや大きなものの処理が思うように進まなくなります。ボリュームが多いと仕分けするだけでも大変ですし、粗大ゴミを廃棄するにも自分ひとりでは持ち出せないことも理由のひとつといえます。

【理由2】 ものを捨てられない

・大切なもの、思い出のものが多くてなかなか捨てられない。
・まだあとで使うかもしれないからとっておきたい。
このように考えてしまう方は、なかなか生前整理が進まないことが多いようです。

【理由3】 何から始めたらいのかわからない

そもそも何からしたらいいのか分からない、という人が多くいます。「何を捨てるのか」という片付けの基準がはっきりしていないと、手が動かなくなってしまうのです。また、何部屋もあるお宅の場合、どこからやればいいかわからないということもあるかもしれません。さらに、「いらないものをどうやって処分するのか」も考えなければなりませんが、その方法がわからなければ、ゴミの山を処分することもできません。

生前整理が進まないときの解決策

生前整理が進まない理由は、人によってさまざま。しかし、できるだけ効率的に行いたいものです。
そこで、それぞれのパターンについて解決方法を記載します。

★高齢者の場合

家族の誰かに手伝ってもらう方法が、お金がかからず一番よい手段かもしれません。しかし、離れて暮らしていたり仕事が忙しかったりすると、結局は誰にも頼むことができないケースもあります。その場合は、粗大ゴミ回収専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者は、ものを整理し処分するコツを知っていますので、よいアドバイスが受けられます。

★ものを捨てられない場合

自分主体で考えるとものを捨てられなくなってしまうので、残された家族のことを思って整理すると、意外とすんなりと捨てることができるようになります。家族の負担の軽減、相続トラブルの回避など、メリットを意識するとよいでしょう。
また、捨てられないものの代表的なものに、服やバッグがあります。数年使ってないものは処分する、という基準を設けて割り切って整理することが必要です。

★何から始めたらいいのかがわからない

なかなか進まない場合は、業者に相談するのがおすすめです。生前整理のプロであれば、効率的な方法を教えてくれますので、的確に進めることができますし、まとまった粗大ごみも処分してくれます。整理する場所を決め、ひとつひとつ順番に分別していき、最後に不用品を処分するのがスムーズな方法といえるでしょう。

生前整理のメリット

ほんとどの方が、家族に迷惑をかけたくないという理由で始める生前整理ですが、今から始めようかどうしようか迷っていらっしゃる方のために、そのメリットについてピックアップしました。

【メリット1】 相続などのトラブルが少なくなる

多くのものを残したまま亡くなってしまうと、あとに残った家族が遺品を整理することになります。高価なものがある場合、それが相続のトラブルになることも…。事前にご自身でどのようなものがあるのか把握し、トラブルにならないよう生前の形見分けを行っておくと、相続争いを避けることにつながります。

【メリット2】 不要なものにつまづかなくなるので怪我が少なくなる

高齢者で一番多い怪我は、転んだことによる打撲です。生前整理で家の中の不用品などを処分すると、部屋がすっきりするので、つまづく心配がなくなります。

それでも進まない方はメモリアルにお問い合わせ下さい！

メリットの多い生前整理は、ちょっとした工夫で順調に進むようになります。それでも、慣れない作業に途中で限界だと感じてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合は、私ども遺品整理、片付け、清掃のプロにお任せください！
メモリアル女性スタッフ

当社には、エンディングプランナーの資格を持ったものが在籍しております。『エンディングノートの活用の仕方を理解し、活用の仕方を高齢者の方々に広めること』この取り組みができるのがエンディングプランナー。残りの人生をどのように過ごすのか、高齢者の方と一緒に将来のライフプランを考えることができますので、的確なアドバイスが可能。スムーズに整理が進みます。

ひとりでは限界がある、あまり時間をかけられないため誰かに手伝ってほしいという方は、お気軽にご相談ください。