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毎日暑い日が続いております。もう少しで梅雨も明け、夏本番となりますね。
去年も熱中症と孤独死についてのブログを書かせて頂きましたが、今年は一歩踏み込んで詳しく書きたいと思います。
毎年、夏になると話題にあがる熱中症。今年も7月4日~10日の一週間における熱中症搬送人数が4659人であることが発表されています。今年の累計搬送人数はすでに1万3687人が確認されています。
これからさらに増えるであろう熱中症をどのように予防していけば良いのか、そして熱中症と孤独死について紹介させて頂きたいと思います。
毎年、暑くなるとニュースになるのが熱中症です。
「熱中症」は日射病や熱射病の総称で、発汗や循環系に異常をきたしておこる病気です。体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱・昏睡などを起こし、生命の危険を伴うこともあります。
気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなるため、体温調節は発汗だけに頼ることになります。
しかし、湿度も75%以上になると、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなります。
その為、発汗による体温調節が出来なくなってしまいます。
熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害です。
炎天下の下だけではなく、室内で静かに過ごしていても起こり得ることです。
熱中症が危険なのは、自分では「ちょっと体調が悪い」「ちょっと気持ちが悪い」程度と思っている間に症状が進んでしまうケースが多いからです。
自分では気づきにくいので周囲の人同士で気を付けあい、炎天下や暑い場所にいるときは十分注意をしましょう。
熱中症患者数のおよそ半分が高齢者だと言われています。
高齢者では皮膚の温度感受性が鈍くなり、暑さを自覚しにくくなるので、行動性の体温調節が遅れがちになります。
皮膚の温度感受性が鈍くなると、自律性体温調節の発動(衣服の調節や冷房の利用)も遅れてきます。
この行動性と自律性の体温調節の遅れが、体に熱をため、熱中症の発症へと繋がります。
東京都内の一人暮らしの60代男性と80代女性の二人が熱中症の疑いで自宅でそれぞれ死亡し、2週間以上経ってから相次いで発見された
いずれも部屋にエアコンはなかったといいます。
独居ではありませんが、一緒に暮らしていた高齢の3姉妹が全員死亡したケースもあります。
この場合はエアコンはありましたが、「エアコンが嫌い」という理由で使用してなかったといいます。
高齢者の方はエアコンが苦手な方が多いと思いますが、温度調節は身体を守るためにも大切なことです。
暑いと感じたらエアコンをつけたり、扇風機をつけたり衣服で調節する!
水分だけでなく塩分も接種する!
メモリアルスタッフは暑い日の作業時、塩飴を持ち歩き熱中症対策を心がけております。
手軽に塩分を摂取できるのでおすすめです!
今年の夏は平年並みの暑さと言われていますが、油断せずに熱中症の対策をしましょう。
そして隣近所で高齢の方がいたら気にかけてあげてください。
その気遣いやあなたのひと声で、熱中症を防ぎ、孤独死を減らせると思います。
暑い夏をみんなで乗り切りましょう!
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