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孤独死に多いのは、高齢者でなく、独身40代!?

孤独死で多いと思われるのは、高齢者と思っていませんか?確かに女性は80代以降、男性では60代後半に多くみられますが、近年もっと若い層にリスクが高まってきています。特に問題視されているのは、40代で一人暮らしの男性。未婚者の方も多く、徐々にその数を伸ばしています。遺品整理の現場でも話題となっていますが、今回はその実態について詳しくお伝えしていきます。

40代未婚者の孤独死が増加

孤独死の年齢層を東京都監察医務院が分析したところ、東京では40代後半~60代の単身男性に特にリスクが高いことが分かりました。生涯未婚を貫く方の割合も上がっていますが、海外では一人暮らしの男性の健康状態を保つのは難しいことが研究で明らかになっています。国内では専門的に研究する機関はなく、今回が初の指摘となりました。女性の孤独死は全体の約3割程度で、60後半から増え始め80歳代後半がピークです。一方の男性は全体の7割を占め、50代から急増し、70代前半にピークを迎えます。健康上の問題を抱えていた方も多いですが、自殺率も高く、今後対策が必要といわれています。また、これからも未婚率は上がるため、孤独死率も増加することが懸念されています。

なぜ、40代未婚者の孤独死が増えるのか

40代といえば、働き盛りで体力もある年代なのに孤独死が増え始める年齢なのは何故でしょうか?実は、未婚率が増えていることが大きく関係しているといわれています。一人暮らしの気ままな生活で栄養面に偏りがみられたり、掃除や洗濯などの衛生面が行き届かないなど健康面や病気のリスクが高い傾向があります。また、非正規雇用が増加していることで、「医療費を節約しようとする」「将来を悲観する」「余裕のある生活ができない」といった点も否めません。また、派遣で職場を転々としている場合、その狭間で体調を崩せば誰も気づくことなく孤独死してしまう可能性もあります。スマホがあれば在宅中も友人や家族など誰かに助けを求めることができるような気がしますが、関係が希薄であったりプライドが邪魔をしてできないという声も聞かれます。また、活計に困り、使用料金を滞納し使えないというケースも。

さらに、40代になると立派な中年であり若い時のように無理が利かず、体にも変化が訪れます。これまで通りの生活では糖尿病など体調を崩してしまいがちですが、既婚者のように注意してくれる人もおらず大変な結果になってしまう場合も少なくありません。

孤独死になりやすい方の特徴

結婚しない方や非正規の方だけでなく、孤独死になりやすい方にはいくつかの特徴があります。

親との関係が薄い

子供の頃から見守り、変化に気が付きやすい親との関係が順調であれば、体調やメンタル面など突然死の予兆に気が付きやすいでしょう。会うことが難しい距離でも、定期的に電話し他愛もない話をするなど関係を保っておくことをおすすめします。

おひとりさま文化の浸透

以前は適齢期になれば結婚することが当たり前という風潮がありましたが、現在では未婚の方が増え「おひとりさま文化」も発達しています。1人で行動することで、友人と会う機会が減り、変化に気が付かれないまま御遺体となってしまうことも。

組織が苦手

人付き合いが苦手で、友人や同僚などとも距離を置いている方は、変化に気づかれてもアドバイスをもらうことができづらい環境です。

持病がある方

糖尿病や精神疾患などすでに発症している場合はもちろん、脳梗塞や心筋梗塞など突然死の原因となりやすい病気のリスクが高い方も注意が必要です。2親等以内にこういった疾患を患った方がいる場合は定期的に検診を受け、健康に気を使った生活をすることをおすすめします。

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